2010/05/23

空想 皇居美術館

著:彦坂尚嘉/五十嵐太郎/新堀学
出版:朝日新聞出版
発売日:2010.05.20(Thu)



Book Description
日本にも大英博物館やルーブル美術館のような巨大美術館がほしい!
だったら、いっそ広大な敷地をもつ皇居に作れないか?
展示する美術品は日本中の超一流作品を集めよう!
法隆寺も鎌倉の大仏もみんな持ってきて展示しよう!
こんな奇想天外な「空想」をもとに、美術や建築の専門家、
政治学者から右翼までが集まって、どんな美術館を作るか、
“大真面目に”議論する前代未聞の美術書。


著者の彦坂尚嘉さん
彼の名前で最初に思い出されるのは
1970年、自宅自室に全裸でラテックスを撒いた
「フロア・イベント」ですが、美共闘の活動記録としても貴重な
『反覆・新興芸術の位相』(田畑書店1974)の著者でもあります。
今では、ほぼ手にすることができない本なので
僕みたいな若い世代は今回発売された奇書を手にできて嬉しいです。