2010/08/01

diary 100801



思春期の渦中にいた14歳のある日、
彼のポスターを部屋に貼った。

それから今まで、
うつろな目で世界を眺めているような
Jimiの肖像と暮らしてきた。

漠然と、それでもそこはかとなく 

彼が死んだ28歳という年齢を意識するようになり
同じ歳で僕も死ぬんだと、
僕が抱いた幻想の中で一番強く思い込むようになっていた。

僕はどうやら生き延びたらしい
この世界で、彼より長く生きるみたいだ。

そして、彼が見せたうつろな表情が
少しわかった気がした。