2010/07/10

話す写真  ~見えないものに向かって~

著:畠山直哉
出版社:小学館
発売日:2010.07.09(Fri)



Book Description
写真家畠山直哉が真摯に語りかける“写真の今”
本書は、畠山のことばの中から、講演・講義といった、「話された写真」についてのものを集めて、一冊にまとめる。畠山の〈見ること、認識すること、考えること〉から紡ぎ出された写真についてのことばの中から、さらに、聞き手に伝え、理解を促すことを念頭に考えられた「話し言葉としての写真論」を並べてみると、思考と認識の手段として写真を選んだ、日本にこれまでにあまりいなかった「考える写真家・畠山直哉」が浮かび上がってくる。



荒木経惟と森山大道の影響を受けた
退屈な構図がいつまでたっても流布する日本で
畠山直哉さんは
独自の写真論と強度を併せ持った写真家だと思う。