2010/11/11

赤の書 THE RED BOOK

C・G・ユング[著] / ソヌ・シャムダサーニ[編] 
河合俊雄 [監訳] /田中康裕、猪股剛、高月玲子 [訳]
出版:創元社 刊行日:2010/06/26

Book Description
スイスの精神医学者・心理学者カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung, 1875-1961)の思想は、とりわけ20世紀後半以降、精神医学・心理学にとどまらず、神学・宗教学・文化人類学・哲学・文学・芸術に至るまで幅広い領域に影響を与え続けている。
ユングが遺した業績は質量ともに膨大であり、彼自身最晩年に、「私は私から吹き出してきたものとしてだけしか自らの思想を形式化できなかった。それは間欠泉のようなものである。私の後を歩む人はそれに秩序を与えなければならないだろう」と述べたほどである。そのような彼の業績の中心を占めるものと彼自身によって位置づけられ、その思想的な起源を正しく理解するためには必読であると見なされながらも、ユング自身や遺族の意志もあって、長く公刊されることのなかった著作が2009 年10 月、編者・訳者であるソヌ・シャムダサーニ博士らの尽力でようやく、全世界同時発売されることとなった。その日本語版がこの『赤の書』である。


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彼は心理学者でありながら、
その生涯を通じてさまざまな創造物を作ったとして有名ですが、
自らの魂を探っていく中で描き出されたマンダラ絵の
ほとんどが載っているらしいのがこの『赤の書』