2010/12/06

きのこ文学名作選

著/編集:飯沢耕太郎 出版:港の人
刊行日:2010/11/27 ※限定3000部


Book Description
読書界はじめての「きのこ文学」アンソロジー。
文学はきのこ、きのこは文学。きのこは名作から生えてくる。
数多の日本文学作品(古典・小説・詩・童話)のなかから、
珠玉の「きのこ文学」16作品を集めた一冊。
ブックデザインは、きのこ好きで有名なブックデザイナー祖父江慎。
きのこファンが待っていた、この冬話題のきのこ本!自然界のなかでも独特の存在感を持つ、きのこの魅力に取りつかれた作家たちが饗宴する「きのこ文学名作選」。きのこファンが待っていた、この秋話題のきのこ本!

(引用サイト)

萩原朔太郎「孤独を懐かしむ人」詩
夢野久作「きのこ会議」小説
加賀乙彦「くさびら譚」小説
今昔物語集「尼ども山に入り、茸を食ひて舞ひし語」
村田喜代子「茸類」小説
八木重吉「あめの日」詩
泉鏡花「茸の舞姫」小説
北杜夫「茸」小説
中井英夫「あるふぁべてぃく」小説
正岡子規「蕈狩」短歌
高樹のぶ子「茸」小説
狂言集「くさびら」
宮澤賢治「朝に就ての童話的構図」童話
南木佳士「神かくし」小説
長谷川龍生「キノコのアイディア」散文詩
いしいしんじ「しょうろ豚のルル」小説
飯沢耕太郎「解説」
収録作品(全16作品)


4分33秒で有名な音楽家ジョン・ケージはキノコ好きでも有名で
キノコを好む理由の一つは、辞書で "music" の前が "mushroom" だったからだとか・・・
僕の先輩にもキノコ好きな可愛い先輩がいました。
彼女に「何で好きか?」尋ねたところ
感覚的な言葉をたくさん聞いた覚えがあります。
そんな興味深い記憶とともに