Oct. 31 (Sat) to Jan. 24, 2010 (Sun)
水戸芸術館現代美術センター
現在、水戸芸術館で開催中のボイスの展覧会
関連書籍が1月にフィルムアート社から発売されます
ヨーロッパ神秘主義の潮流が皆無な日本で
彼を理解することは難しいのですが・・・。
また、今だからこそ、錬金術師ボイスが残した
オブジェ群の温度変化を確かめられるのかもしれません。
日本語で読める書籍はミヒャエル・エンデとの対話集
「芸術と政治をめぐる対話(岩波書店)」ぐらいなので
どんな本でもうれしいです。
フィルムアート社
水戸芸術館現代美術センター 編
A5判/224ページ/2,600円+税
本書より抜粋:
彼は、社会彫刻ということについて、つまり、学生たちと未来の社会をどうしたらいいのかを話したかったんだと思う……宮島達男
ボイスという例を知ったことで、自分がそれまで想像していた芸術家像の限界が、かなり遠くまでぐーっと広げられた人間は多いと思います……畠山直哉
人間がそこで息をしている「自然」が壊れてしまう。それが現実になってしまいそうな今こそ、ボイスの思想がとても大事だし、必要です……坂本龍一