2009/12/29

漫画原論

著:四方田犬彦  出版:ちくま学芸文庫


本書のあとがき
「本書はこれまで私が執筆してきたものの中で、もっとも独創性に欠ける書物である。(省略)すなわち、誰が書いても同じことだ。誰かが書きさえすればいいのだ。」

昨日、漫画の映画化と小説のアニメ化を話題にしたので
思い出したように 中学生でも読める良書の紹介

本書は、ちょっとアカデミックに漫画を論じた本で
記号学に興味がない人でも楽しく読めます。
原論に退屈な印象を持ってる人も
論じてる内容が漫画なので、きっと面白いはず。